“ボーイスカウト・オブ・アメリカ”が“スカウティング・アメリカ”にリブランディング

ボーイスカウト・オブ・アメリカ(The Boy Scouts of America (“BSA”))は、ホームページによると、青少年の人格形成と価値観に基づく指導力育成を目的とした全米屈指の青少年プログラムを提供し、米国およびその領土内に5歳から21歳までの100万人以上の青少年会員と地方評議会に所属する62万8,000人以上のボランティアで構成されているとされ、1910年の創設以来、1億3,000万人以上の青少年がBSAの青少年プログラムに参加し、3,500万人以上の成人ボランティアがBSAの使命の遂行を支援して来たそうだ。

この伝統あるBSAの名称が、スカウティング・アメリカ(“Scouting America“)に変更されると言うニュースが飛び込んで来た。

5月8日のabc Newsでは、以下のように報道している。

BSAは、ボーイスカウトの全国大会で発表された新たなブランド名「スカウティング・アメリカ」への変更を発表しました。

この変更は、最近の性的虐待の申し立てと組織の倒産の混乱に伴い、より包括的なメッセージを送るためのものです。組織は女子選手の入団を受け入れるなど、包括性に焦点を当て始めており、新しい名称はすべての子供たちやティーンエイジャーが「大歓迎」であることを強調しています。

これは2025年2月に発効される予定です。

ボーイスカウトはかつては男子専用でしたが、2018年から女子の受け入れを始め、現在は17万6000人以上の少女と10代の若者を含む100万人以上の若者を支援しています。

組織の名前が変わっても、使命は変わらず、若い人々に人生の教えを伝えることに変わりはありません。

このリブランディングは、組織に新たな会話をもたらし、現在の時代に合わせたメッセージを伝えるものです。

また、ボーイスカウトとガールスカウトの間の訴訟も解決し、両組織の協力の新たな時代が訪れる見込みです。

この名称変更を、保守の論客のBen Sharpiroが彼のYouTube番組の“The Ben Sharpiro Show”で取り上げています。

  • 批評家たちは、宗教的原則に根ざしたボーイスカウト本来の価値観が徐々に侵食されていることに悲しみを表明している。ボーイスカウトは、かつては社会構造やコミュニティ形成の礎石であったが、時間の経過とともに著しい世俗化を遂げた。
  • ボーイスカウトのロジャー・クロン最高経営責任者(CEO)は、歴史的な参加者減少を逆転させる戦略として、入会への障壁を減らすことの重要性を強調している。彼は、この名称変更はすべてのアメリカ人に開放性と受容の強いメッセージを送るものだと考えている。
  • 教会やボーイスカウトのようなアメリカの組織において、伝統的な価値観を守ることよりも、現代の多様性とインクルーシブなストーリーに合わせることを優先する風潮にはいかがなものかと思う。
  • ボーイスカウトの衰退は、世俗化や会員基準への法的挑戦といった進歩的な影響に起因する。本文によれば、こうした変化は組織の中核的価値観の希薄化につながり、その魅力と会員数の減少に寄与している。

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