ロバート・F・ケネディ・ジュニアが米国大統領選挙から撤退して、トランプ前大統領の支持を表明

ロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFKJ)が米国大統領選挙からの撤退を表明した後、トランプ前大統領のアリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナのラリーに参加して、約1万5千人の支持者の前で前大統領の心暖まる紹介の後、RFKJが非常に印象的なスピーチを行ったので、ここにトランプ前大統領とRFKJの話した内容を要約してシェアしたい。

(FOX 4 Dallas-Fort WorthのYouTube動画“RFK Jr. speaks at Trump rally: FULL SPEECH”を参照しています。)

 
 
 
 
 
  • ロバート・F・ケネディ・ジュニアは、自身の大統領選キャンペーンを中断し、アリゾナ州で開催されたドナルド・トランプ氏の集会に参加しました。トランプ氏は、彼を「尊敬される人物」と称え、過去16か月にわたりアメリカ大統領選挙で素晴らしいキャンペーンを展開してきたと賞賛しました。トランプ氏は、もしケネディ氏が民主党の予備選挙に参加できていれば、ジョー・バイデン氏に勝っていたと語りました。

  • トランプ氏は、ケネディ氏の父であるロバート・F・ケネディ氏や叔父であるジョン・F・ケネディ元大統領に触れ、彼らがケネディ氏を誇りに思っているだろうと述べました。また、トランプ氏は、自身が暗殺未遂事件に遭った際、ケネディ氏から励ましの電話を受けたことを明かし、彼の政治的勇気を称賛しました。さらに、ケネディ氏の過去数十年にわたる環境や健康に関する活動にも敬意を表し、特に子供たちの健康を守るための専門家チームを結成すると誓いました。

  • ケネディ氏は、自身の演説でトランプ氏との対話を振り返り、2人が合意する重要な課題に焦点を当てました。特に、ケネディ氏は、アメリカの食品安全や健康に対する深刻な懸念を表明し、食品産業や大企業が政府の規制機関を支配していると批判しました。彼は、アメリカの子供たちが世界で最も病気にかかりやすい状態にあるとし、化学物質や農薬が食品に含まれている現状を改善し、規制機関を企業の影響から解放する必要があると訴えました。

  • また、ケネディ氏は、終わりの見えない戦争に反対し、特にウクライナに対する2000億ドルもの支出を批判しました。その資金をアメリカ国内での再建に使うべきだとし、アメリカの中産階級と産業基盤を復活させることが、安全で強い国家を築くための最善の方法であると主張しました。

  • さらに、ケネディ氏は検閲の危険性を強調し、言論の自由が民主主義の基盤であると述べました。政府が反対意見を黙らせることができる社会では、いかなる残虐行為も正当化される恐れがあり、歴史的に見ても、検閲を行う側が「良い側」であったことはないと述べました。彼は、トランプ氏がこの自由を守り、アメリカの未来を守るために戦うリーダーであると強調しました。

RFKJが“We will make America healthy again!”と話していたのがとても印象的であった。

ハリス副大統領がDNCで民主党の大統領候補の指名を受けて以来、それまで支持率でトランプ前大統領の後塵を拝していたのを切り返し、トランプ前大統領を僅かにリードする位まで来たが、金曜日のRFKJの大統領選挙から撤退、トランプ大統領支持は、再びトランプ前大統領がモメンタムを上げるきっかけになる可能性は十分ある。

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