ロバート・F・ケネディ・ジュニアが米国大統領選挙から撤退して、 トランプ前大統領とタイアップする可能性が浮上

8月20日のCNBCの

“RFK Jr. campaign ‘looking at’ joining forces with Trump, running mate Shanahan says”

では、ロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFJK)の米国大統領選挙動向について、以下のように報道している。

 
 
 
 
 
  • ロバート・F・ケネディ・ジュニアの独立系大統領選挙キャンペーンは、共和党候補ドナルド・トランプと「手を組む」ためにホワイトハウスを目指すことを断念することを検討していると、ケネディの伴走者ニコール・シャナハンが新しいインタビューで語った。

  • シャナハンは、選挙戦に残り、人気投票の5%以上を獲得し、共和党と民主党に代わる第3党としての「地位を確立」し、2028年の選挙に向けて投票権を獲得することも検討していると語った。

  • シャナハンのコメントは、カマラ・ハリス副大統領が今週後半にシカゴで民主党の大統領候補指名を受けることになっている中でのものだ。

この報道に関連して、8月20日のCNNの

“Trump says he’d consider appointing RFK Jr. to role in administration”

では、ドナルド・トランプ氏は火曜日、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が2024年の選挙戦から離脱し、前大統領を支持するのであれば、政権の一翼を担うことに「間違いなく」前向きであると語ったと伝え、「私は彼が好きだし、尊敬している」と、トランプ氏はミシガン州での選挙活動の後、CNNのクリステン・ホームズ氏のインタビューに答えたと述べた。

更に、「彼は素晴らしい男だ。とても賢い男だ。私は彼を長い間知っている。「彼が引退を考えているとは知らなかったが、もし彼が引退を考えているのなら、私はそれを受け入れるだろう。」』と言うトランプ氏のコメントを伝えた。

興味深いのは、同報道では、シャナハン氏が前述の決断をした背景について、

「カマラ・ハリス副大統領がトランプ氏を破るリスクを減らすためだ」

と説明している。

8月21日のThe Hillの

“Harris vs. Trump vs. RFK Jr. polls”

では、

「2024年の大統領選において、カマラ・ハリス副大統領がドナルド・トランプ元大統領と無所属候補のロバート・F・ケネディ・ジュニアをわずかにリードしている」

として、2つの世論調査結果を紹介している。

これによると、アウトワード・インテリジェンスが8月12日から16日にかけて実施した世論調査によると、ハリス氏の支持率は49.0%でトップ、次いでトランプ氏が43.0%、ケネディ氏が6.6%となっている。

また、エマーソン大学が8月13日から15日にかけて実施した別の世論調査では、ハリス氏の支持率は48.3%、トランプ氏が43.5%、ケネディ氏が4.0%となっている。

RFJKが大統領選挙から撤退して、トランプ支持に変わり、トランプ新政権でRFJKが何らかの要職に就任するのであれば、現在のRFJKの支持者の多くは、トランプ氏の支持になる可能性もあるのではないだろうか。

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