カマラ・ハリス政権発足時の主要閣僚ポストについて

8月7日のAXIOS AMの

“1. big thing: The Harris Cabinet”,“2. Part 2: Super-prepared short list”

では、カマラ・ハリス政権発足時の主要閣僚メンバーについて言及している。

この記事の中では、

『「もし彼女が勝利すれば、ハリス副大統領は、バイデン大統領よりも若く、より多くの有色人種を含む閣僚とホワイトハウスの閣僚を任命すると予想される」、と彼女に近い情報筋がBehind the Curtainコラムでマイク・アレン氏とジム・バンデヘイ氏に語った。』

と書かれており、

「リスクを嫌うにもかかわらず、ハリス氏は、多くの馴染みのある名前に頼る一方で、ワシントンのキャストに強力な新キャラクターを加えることになるだろう。」

と主要閣僚ポストについて、以下のように予想している。

 
 
 
  • 国務長官

    :外交委員会のクリス・クーンズ上院議員(デラウェア州選出)は、国務省を担当したいと考えている。共和党が上院を制した場合、ハリス氏は承認の理由から上院議員や元上院議員に頼る可能性がある。CIA長官ビル・バーンズと国家安全保障担当大統領補佐官ジェイク・サリバンも候補に挙がるだろう。

  • 財務長官

    : ジーナ・ライモンド、現・商務長官はビジネス界で人気があり、財務長官候補に挙がるだろう。現在財務副長官のワリー・アデイェモは、ハリス政権で昇進する可能性が最も高いバイデン政権高官の一人だ。ワシントンDCとニューヨークで非常に活動的な投資銀行パートナーのブレア・エフロンも注目すべき人物だ。

  • 国防長官

    :歴史を作るもう一つの場所。オバマ大統領の下で国防政策担当次官を務めたミシェル・フルノワ氏が、女性として初めて国防総省を率いることになるかもしれない。

  • 司法長官

    :元連邦検事でアラバマ州の元上院議員ダグ・ジョーンズ氏は、共和党が上院の支配権を獲得したとしても、司法長官に任命される可能性がある。

一方、同記事の

“2. Part 2: Super-prepared short list”

では、

「ハリス副大統領は、サンフランシスコの検事総長から始まり、州検事総長、連邦上院議員、副大統領、民主党の大統領候補者指名へと、アメリカの権力の頂点まで階段のような歩みをしてきた。」

と彼女のこれまでの経歴に言及して、彼女のように出世街道を歩み、超準備万端、いや、準備過剰な役人たちに彼女が仕事を与えるのではないかと以下、推測している。

  • ラーム・エマニュエル駐日米大使は、ハリス氏が勝利した場合、政権交代のキーパーソンとなる。エマニュエル氏は元下院議員、シカゴ市長、オバマ大統領のホワイトハウス首席補佐官を歴任している。エマニュエル氏は、国際的な側面を持つ閣僚職に興味があるだろう。

  • ハリス氏の情報筋は、閣僚の様々な役割に就くチャンスがありそうな現職の高官を何人か挙げており、その筆頭が、ハリスの地元カリフォルニア州の長年の労働指導者であるラフォンザ・バトラー上院議員(45)だ。 彼女は故ダイアン・ファインスタイン上院議員の後任として任命された。 バトラーは任期を全うしようとしないため、1月に退任する予定。

エマニュエル駐日米大使の動向について、8月10日のSputnik Japanの

「エマニュエル駐日米大使、11月に離任意向か」

でも取り上げられており、

『「米国のラーム・エマニュエル駐日大使が、11月下旬に離任する意向を周囲に伝えていると」、共同通信が10日付で伝えた。』

と述べ、

「米大統領選でハリス副大統領が勝利した場合、政権移行に関与する考えだという。エマニュエル氏は民主党のため、共和党のトランプ前大統領が勝利すれば離任は確実とされている。」

と説明し、米メディア「アクシオス」によると、

「ハリス氏勝利の場合は大統領補佐官(国家安全保障担当)に起用される可能性も囁かれている。」

とハリス政権での主要閣僚での起用の可能性について言及されている。

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