Bloombergから。
狭まるフランスの選択肢、極右内閣か議会こう着か-視界不良の時代へ
William Horobin、Alice Gledhill
2024年7月3日 3:19 JST
フランス国民議会(下院)選挙の第1回投票の結果を受け、今後のシナリオは2つに狭まった。いずれも投資家にとっては不透明性の長期化を示唆する。
現時点で議会過半数を狙える位置にあるのは、第1回投票で得票率首位に立ったマリーヌ・ルペン氏の極右政党、国民連合(RN)とその協力政党だけだ。従って、一つのシナリオは極右が支配する新政府の誕生だ。
もう一つは、今週見られている競合政党の候補者調整や選挙協定が奏功し、RNの過半数獲得を阻む展開だ。その場合、RNが議会内の最大勢力を占めるが、どの政党も過半数を獲得できないハングパーラメントとなる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-01/SFYLKIT1UM0W00