RTから。
ウクライナ紛争の責任はアメリカにある – プーチン
ロシア大統領によれば、この危機はワシントンとその衛星国の「まったく無礼な」政策から生じたものだという。
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ウラジーミル・プーチン大統領は木曜日、ウクライナ危機が米国の行動によって引き起こされたにもかかわらず、ロシアはウクライナ紛争の平和的解決を提唱し続けると述べた。
モスクワは、ウクライナに対する攻撃開始の決定は、NATOの一員になるというウクライナの野望と、2014年に西側が支援したクーデターで政権を握ったキエフ政府を拒否したドンバスの人々に対する継続中の戦争が動機であると繰り返し述べている。
カザフスタンの首都アスタナで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議でプーチンは、モスクワはウクライナ問題解決のための具体的な提案を繰り返し提示してきたと述べた。しかし、これらはキエフとその支持者たちによって無視されるか拒否されてきたとプーチンは付け加えた。
「ロシアは常に、ウクライナ情勢の平和的な政治的・外交的解決を提唱してきたし、現在も提唱し続けている。
キエフとその西側支援国が受け入れれば、敵対行為を「直ちに」終結させ、無数の命を救い、交渉を開始することができる。
大統領は、ウクライナがロシアが領有権を主張するすべての領土から軍を撤退させ、NATO加盟を目指さないと誓い、非武装化と “非ナチ化 “のプロセスを完了させれば、停戦を命じると以前に約束したことを指しているようだ。
この提案は、ウクライナを1991年の国境線に戻すことを主張するキエフとその国際的支持者の双方によって拒否された。とはいえ、プーチンはこの提案を当面は「テーブルの上」に残すと述べ、クレムリンはウクライナの指導者に「考えてみる」よう促している。
以前、プーチン大統領は、ウクライナがロシアの提案を受け入れようとしなかった結果、紛争初期にすでにケルソンとザポロジエの主権を失ったと指摘していた。大統領は先月、モスクワは当初、クリミア半島との陸続きを約束すれば、これらの地域から軍を撤退させる用意があったと指摘した。
しかし、2022年秋の住民投票で圧倒的な賛成を得て、両地域は正式にロシアの一部となった。
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