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Fox NewsでLura Ingrahamが2024年の共和党の大統領候補者として注目を集めた、Vivek Ramaswamyにインタビューしている動画がYouTubeにアップされましたが、これはなかなか興味深い内容なので、ここにご紹介しましょう。

動画の中で、二人は前例のない6月に米国の大統領選挙のデベートが開催されるのか?その真の狙いを話しています。

動画は、“Vivek Ramaswamy: I believe this is a set-up”というタイトルでアップされています。(URL: https://youtu.be/mGE69LoiXw4?si=CCdL224Qz-Z44fGc

動画の内容を要約してみますと、こんな感じになります。

1. デベートは策略

ヴィヴェック・ラマスワミは、大統領の支持率が低下しているバイデン大統領のイメージを向上させるために、民主党が戦略的に早期の大統領討論会を計画していると主張しています。これは、バイデン大統領の当選のチャンスを増やすための策略だと考えています。

2. CNNの役割

ラマスワミは、左派寄りの立場で知られるCNNが討論会を主催することを指摘しています。彼は、これがバイデン大統領を良く見せるためのものであり、公平なフォーラムにはならないと考えています。

3. 交代戦略

ラマスワミによると、通常より早い6月の討論会は、バイデン大統領の低迷する大統領職を救うための「一か八かの奇跡を祈る」作戦です。もしバイデン大統領がうまくいかなければ、選挙前に別の候補者に交代するための十分な時間が民主党にはあると述べています。

4. 世論を探る観測気球候補としてのバイデン大統領

ローラ・イングラムとラマスワミは、50年の政治経歴を持つバイデン大統領が、いまだに民主党によって「世論を探る観測気球」として試されていると冗談を交えながら示唆しています。これは、民主党がバイデン大統領の候補者としての有効性に自信を持っていないことを意味します。

5. トランプ大統領の準備

ラマスワミは、トランプが討論会に向けて十分に準備ができていると確信しており、彼の元大統領としての経験を強調しています。彼は、トランプ大統領がバイデン大統領との泥仕合に巻き込まれず、冷静さを保つべきだと助言し、ロナルド・レーガンの討論戦略との比較を行っています。

Politicoの5月24日の“Dems in full-blown ‘freakout’ over Biden”の記事の中で、11月の大統領選挙まで残り5か月に迫った中で、支持率の低迷が続くバイデン大統領に関して、「ジョー・バイデン大統領の再選の見通しをめぐって、民主党の上層部では、これまでドナルド・トランプ氏との戦いに自信を示していた役職者や戦略家の間でも、恐怖感が蔓延している。」と述べて、「この1年、民主党は2024年の選挙に向けて、喜びもなく疲弊した日々を送っていた。

しかし、選挙から5カ月近く経った今、十数人の党幹部や工作員によれば、不安は明白な恐怖へと変化している。 そして、バイデン氏の見通しに対する懸念が高まるにつれ、民主党議員がテレビや活字で発言することと、友人たちにメールすることのギャップは広がるばかりだ。」と内情を伝えています。

これは私の推測ですが、バイデン大統領がこのまま大統領選挙を続けることはないだろうと見ていて、その場合には、ヴィヴェック・ラマスワミが予測するように、6月のトランプ大統領とのデベートで非常に不甲斐ない状態をさらけ出すことで、大統領選挙辞退に追い込まれる可能性が高いのではないかと見ています。

これ以外にも、地政学のアナリストの中には、これから世界で新たな紛争が起こり、これをきっかけにバイデン大統領が11月の大統領選挙に出なくなるのではないかと見ている人もいます。

バイデン大統領が出馬しない場合の民主党の大統領候補者は誰になるのでしょうか。

その場合は、カリフォルニア州知事のGavin Newsamでしょうか?

それとも、ミシガン州知事のGretchen Whitmerでしょうか。(可能性は低いのかなと思いますが、Michelle Obamaが万が一出馬するなら、トランプ大統領にとっても最大のチャレンジとなるでしょう。)

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