バイデン政権はウクライによる長距離ミサイル兵器の使用を遂に許可

1117日のNew York Times

Biden Allows Ukraine to Strike Russia With Long-Range U.S. Missiles”

と言う記事に中では、

「バイデン大統領は、ウクライナが米国から供与された長距離ミサイルをロシア国内で攻撃するために初めて使用することを許可した、と米政府当局者が述べた。

この兵器は、ロシア西部のクルスク地方にいるウクライナ軍を防衛するために、ロシア軍と北朝鮮軍に対して最初に使用される可能性が高い、と当局者は述べた。」

 
 
 
 
 

同記事では、

「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)として知られる長距離ミサイルの使用をウクライナ側に許可したのは、ロシアが北朝鮮軍を戦闘に参加させるという意表を突いた決定をしたことに対応するためだと当局者は述べた。」

と報じている。

1117日のThe Washington Post

With two months left in office, the president for the first time authorized the Ukrainian military to use the system known as ATACMS to help defend its forces in the Kursk region of Russia.”

と言う記事では、北朝鮮のロシア派兵に対して、

「バイデン政権は、この取り組みを支援するため、さらに北朝鮮の特殊部隊が続くのではないかと懸念している。」

と報じている。

さらに同記事では、

「あるアメリカ政府関係者は、“この動きは平壌がさらに軍隊を送ることを抑止する狙いもあると述べた”。」

と述べ、

「北朝鮮の指導者である金正恩(キム・ジョンウン)は、最初の派兵が“犠牲を伴う”過ちであったことを理解しなければならない、とこの高官は語った。」

と報じた。

ウクライナのゼレンスキー大統領の反応については、11/17RT

Zelensky welcomes reported lifting of US restrictions on long-range weapons“

と言う記事の中で、

「ウクライナを強化する計画は、私がパートナーに提示したビクトリープランだ。

その重要なポイントのひとつが、わが軍の長距離能力だ。

今日、メディアでは、われわれがそれぞれの行動の許可を得ているという話題が多い」

と、ゼレンスキーは日曜日の夕方に公開されたビデオ演説の最後に述べたことを伝えた一方で、

「しかし、攻撃は言葉で行われるものではない。 そのようなことは発表されない。 ミサイルは自ら語るものだ。 確かにそうだ。」

と言うゼレンスキー大統領の脅しも報じている。

最後に、ロシア政府の反応に関しては、1118日のRT

Moscow issues long-range missiles warning to West”

の中で、

「モスクワは米国とその同盟国に対して厳しい警告を発し、キエフが長距離ミサイルを使用してロシア領土の奥深くを攻撃することは、西側諸国の紛争への「直接参加」を意味する」

と述べたことを報じ、

「月曜の夕方、ロシア外務省から発表された声明は、ジョー・バイデン米大統領がキエフに対し、2014年以前にモスクワの国境内にあった施設を攻撃するため、アメリカが供給したATACMSミサイルを使用することを許可したという未確認の報告の中で発表された。」

と伝えた。

また、同記事の中では、同省のマリア・ザハロワ報道官は、このような動きは

「紛争の本質と性質を根本的に変えるものだ」

と述べたと報じた。

1119日のNY Times/Morning Briefingでは、

「ウクライナはロシア国内への攻撃を準備中」

であると言う見出しの後、

「ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、キエフによるロシア領土内での初の長距離兵器発射は、間もなく予告なしに行われるだろうと示唆した。」

ことを伝え、

「この動きは、アメリカ提供のミサイルを使用したロシア国内での長距離攻撃を許可するというバイデン大統領の決定を受けて、新たな緊迫感を示している。」

と報じている。

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